<Header>
<Author: 杜甫>
<Title: 登兖州城樓>
<Format: 格式不明>
<Year: 1964>
<BookName: 唐詩選　上>
<Translator: 斎藤晌>
<style: 漢文無假名>
<style2: 日本漢文訓讀無假名標注>
<TranslatedTitle: 兗州の城樓に登る>
<BookPage: 226>
<UsedPage: 1>
<Feature: 1>
<End Header>
<Poem>
東郡趨庭日，
南樓縱目初。
浮雲連海嶽，
平野入青徐。
孤嶂秦碑在，
荒城魯殿餘。
從來多古意，
臨眺獨躊躇。
<End Poem>
<Translation>
この兗州に在官している父を見舞うためにやってきたので、ついでに城壁の南樓に登って四方を眺めた。浮雲は東海と泰山にかけてたなびき、茫々たる平野が青州から徐州にわたって開けている。あの突兀として一つだけ屹立する山、鄒嶧山には泰の始皇の建てさせた碑が今にのこっている。また名高い魯の靈光殿の遺跡は、この荒れはてた城内にたずねることができる。かねがね古をしのぶ心の多いわたしは、この城樓に登って眺めえわたし、たったひとり感慨にふけって、立ちまりかねたのである。 
<End Translation>
<Formatted Translation>
この兗州に在官している父を見舞うためにやってきたので、
ついでに城壁の南樓に登って四方を眺めた。
浮雲は東海と泰山にかけてたなびき、
茫々たる平野が青州から徐州にわたって開けている。
あの突兀として一つだけ屹立する山、鄒嶧山には泰の始皇の建てさせた碑が今にのこっている。
また名高い魯の靈光殿の遺跡は、この荒れはてた城内にたずねることができる。
かねがね古をしのぶ心の多いわたしは、
この城樓に登って眺めえわたし、たったひとり感慨にふけって、立ちまりかねたのである。 
<End Formatted Translation>